2010.5.11

よろしくお願いします!

仙台大学にてヘッドS&Cコーチをしています、加賀洋平と申します。縁あってこの場をお借りしてブログを開始することになりました。日常のトレー ニングや、日本のスポーツ事情に思うことなど、ことあるごとに更新していこうと思っています。よろしくお願いいたします。

初回の今回は、私の仕事に関して自己紹介がてら書きます。
仕 事はストレングス&コンディショニングコーチです。先にも私はそうしていますが、かなりスペースをとってしまう言葉なので、普段はS&Cコーチと記しています。それではそのS&Cとは何か?いろいろな人が「S&C」の意味を「ストレングス」と「コンディショニング」から見 出そうとしていますが、私にとってはS&Cで1ワードです。2つの言葉がそれぞれの意味をもち、それらが「&」を挟んで成り立っている とは思っていません。私が仙台大学にて受け持つ「仙台大学S&C研究同好会」にて会員に配る「基礎本」からの抜粋になるのですが、私にとって S&Cは次のような職業だと思っています。

“今日のS&Cは、元来その2つの単語が持つ意味を大幅に飛び越し、私的経験や知識からいえば「アスリートをよりよいアスリートにするための身体的、精神的手助けをする職業」になる気がします。ウェイトやコンディ ショニングトレーニングはもちろんのこと、スピード&アジリティー、柔軟性のトレーニングや、体型改善、メンタルケアなど、多岐にわたる方法でアスリートが「勝つ」ためのサポートを行う職業になりました。”
というのが私の解釈であり、たぶんこれが正しいです。

明確に世間が辞書に載 せて区別化していることではないのですが、「フィットネス」と「トレーニング」は違います。「フィットネス」は「自分のため」に「自分の思うように」行う ものです。そこに付加価値が付くとすれば、それは「見た目の改善」や「健康促進」であり、「自己満足」の域を出ません。それに対して「トレーニング」は運動選手が「苦労」と「辛抱」という代償と共に「勝利」という大きな目標に向かい、専門家によって作られたプログラムと指導の下行うものです。そして専門種目の 練習ではない部分のトレーニングを作る専門家が、我々S&Cスペシャリストです。

現在私は仙台大学においてS&Cコーチとして10種のスポーツ、約250名の選手にトレーニング指導を行っています。そして数名ではありますが、私の手元には将来コーチになりたいという学生 が、学生アシスタントコーチとして私の指導を助けてくれています。それら様々な学生のおかげで、日常のコーチングの中から多くのことを学び、考えさせら れ、日々成長しています。その日常の中から今後も思いつくことをそのまま載せていきます。

また、私が思うことに関して異論を持つ方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は、それこそせっかくのブログです。異議を申し立てていただければ、それを基にいろいろな意見交換ができると思います。

今後もどうぞよろしくお願いいたします!

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