2011.7.3

I’m not the next somebody. I’m the first …!

今週末は素晴らしい格闘技のテレビ中継がありました。

WBO, WBA, IBF世界ヘビー級王者統一戦
Wladimir Klitschko vs David Haye
そして
UFC132です。

いろいろ話すとまた長くなるんで、単純に、

ヘビー級ボクシングは変わりました。
長いんです。
むかしMike Tysonが君臨していたころのヘビー級は、あっという間に終わるものでした。
でも、今は7，8ラウンド以降でのKOが普通で、12ラウンドの判定になることもまれではありません。
一昔前のヘビー級からは考えられません。
今回勝ったのはWladimir Klitschkoで、その兄はVitali。そして彼もWBCの世界ヘビー級王者です。
つまり、今この兄弟が、世界のヘビー級タイトルを独占しているんです。
Vitaliの方が、ほんの少し日本では有名かもしれませんが、この兄弟、結構な年よりなんですよ！
Vが４０で、今回統一王者になったWが35歳。なかなかです。

そして35歳といえば、今回のUFC132で復活したTito Ortizも35です。
Huntington Beach Badboyの異名を持つTito。
一昔のUFCを牽引したスターです。まぁ、でした。
僕がHBに住んでいたころは、週末Main Streetでよく見かけたものです。
でも飲んでるわけではなくて、ただそこにいるんです。なんだか知らないけど、きっと町が好きなんでしょう…
怖かったなぁ…
彼のチームじゃないけれど、HBでは結構多くのファイターのトレーニングもしました。
MMAの盛んな土地なんですね。Titoは彼ら若いファイター達のあこがれであり、目標でした。
そして、今回彼が久々に復活しました。
Rd1にギロチンチョークでTKO。うれしかったですね。
今回の僕のブログタイトルは、TitoのTシャツに書いてあった文句です。
I’m Not the Next Somebody.
I’m the First
Tito Ortiz
まさに…
彼が主流を作り、未だにその主流があるんです。

Klistchko兄弟もヘビー級に新しい流れを作り、今も君臨しています。

新しく物事を改革し、その業界に君臨する。
男たるもの、そうありたいものです。

そんなわけで、これからも30代後半、アラフォーファイターの活躍に、まだまだ注目です!