2012.4.9
休暇後に現実に入り込むのは嫌いだ!
1週間南カリフォルニアに行ってきました。
今回は知り合いに会いに行くというのがメインの目的でして、まさに、それに尽きた旅でした。
まず、
サン・ディエゴで、遠隔でトレーニング指導している野球選手に久々に会い、多くを感じ、学ぶことができました。
あきらめないことは、あきらめる事よりも何倍も難しいんです。
ただこれを言うと、自分を第三者の目で見ることなく、ただ自分が「やりたいこと」だけに夢中になっているふりをして、ただ非現実的な夢に向かおうすることで、現実逃避をしている輩を肯定することになるので、
そうではない
ということを前提として、世界で最高峰のレベルにいて、そのレベルを実際に体感し、そこから落ちた後でもなお、現状の自分が成長することで、そのレベルまで再び登りつけると信じ、「あきらめずに」努力している人を見ると、
自分もそう簡単にあきらめてはいけないな…
と強く感じるんです。
今回SDで指導した選手はまさにそのタイプでした。
あぁいう人を直接サポートできるということは、すごく刺激になるし、いい経験になっています。
次に、
米国ウェイトリフティング協会の殿堂にも入っている指導者に会い、交流を深めることができたことも、大きな収穫でした。
彼の指導施設で実際に彼の指導を見て、なんてことのない会話の中でも、彼の指導方法や経験を聞くことができ、何よりも、より深い親交を深めることができたことは、S&C業界にいる人間として、大きな喜びでした。
私の恩師や仲間に会うことは、どんなときでもすばらしい時間を提供してくれます。
今回もDr.Gとかつての同僚・リフティング仲間と会い、短い時間ながらも、ともに汗を流すことができました。
私が来ると知って、わざわざその場にいてくれる仲間がいるということに感謝です。
また、レベルの高いものの中にいるだけで、自分のレベルも上がっているのでは・・・と勘違いして、いつもより重い重りをつけようとする自分を制御することの難しさ・・・そして、それによりまた少し後悔するという経験をしてしまいました。
最後に、私の訪問を心底歓迎してくれる、親友の存在。
私の到着を心待ちにしていて、いつも泊まるための部屋を提供してくれる友達。
私が何もやることがない時間には、必ず私と会ってつるんでいたいと思ってくれる友達(ゲイではない)。
彼らの存在に感謝です。
いい休暇となりました。
新しい年度に突入し、今は、私が仙台大学に来て初めて、アシスタントを持たない時期を経験しなければなりません。
もっとほかの誰かに高いレベルを経験してもらいたいし、与えたいとは願うのですが、えてして、高いものには必ず登る辛さが伴うので、それを覚悟するにも結構な意思が必要となります。
今年度は、私が米国で得たような経験を、日本の不特定多数の人材に与えることができればと願っています。
まぁ、毎年そうは願っているのですが、なかなか実行に移すのが難しいのです。
とにかく、リフレッシュはしました。
今日からまた自らを高めるための日常に入ります!
今回の私のレンタカー
お世話になった友人が振舞ってくれた、ステーキ
”伝説”