2012.12.10

CreaVol Black Opsからトレーニングプログラム作成のアイデアまで

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2週間前からローディングフェイスに入り、先週は満を持して体感できてます。
まず、トレーニング時のやる気の持続度はすごいです。疲れないとかそういうたぐいでなく(基本的に疲れるほどのことはやってないので…)、重りを挙げたい!という気持ちが継続するんです。
未だ筋肥大期で結構回数を多くやるのですが、それでも一度やりだしたらやる気は絶えません。
いい傾向を与えていただいてます。
今後筋力期やパワー期に入った時の体の反応も楽しみです。

そんなこんなで、先週はいつもやらないことにまで手を出して、クリーン・プルなんかやっちゃいました。
そのせいで思いついちゃったんで、今回はヘビー・デイとかライト・デイの話をします。

ウェイトトレーニングのプログラムを作成するにあたり、PeriodizationとかGeneral Adaptation Syndromeとかっていう事柄を気にして、数値をいろいろ変化させてプログラムを作ったほうがいいよ、なんてことを習います。
そうやって数値の変化を起こすほうが、トレーニング効果が高いそうです。
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450px-General_Adaptation_Syndrome

これに関しては上の図を見て、わかる人はわかっていただき、わからない人でも、詳しく知りたい人だけが自分で勝手に調べていただけばいいということでご理解ください。

で、1週間の中でも、毎回同じ運動をするんでなくて、同じ筋肉群を動かすにしても、挙上する重りをコントロールしたほうがいいという考え方があるんです。
それがヘビーとかライト・デイって上で言ったやつです。
例えば、プログラム作成に関する本なんかで出てくるのは、同じバック・スクワットという運動をやらすんでも、月曜日は1RMの90%、水曜日は80%、金曜日は85%などの変化をつければ…とか書いてます。
ただ、僕みたいに一度に数十人の運動選手を相手にする場合、全ての選手に僕の作成したプログラムの意味合いを十分に理解させるのはおおよそ無理だし、中にはどうしたって重いものをつけたい選手も出て来てしまいますから、せっかく%を出したところで、「えっ、でも俺もっと重いの持てるし…」とか思っちゃって、予定の重さよりも重いものをつけちゃう奴も出てきます。だったら、運動種目を変化させることで、どうしたって負荷を変えざるを得ないような状況を作ればいいんです。

例えば、下半身運動で言えばBSQ>FSQ>OHSQですよね。上半身だとBP>Inc.BP>OH Pressなどです。オリンピック・スタイル・リフティングで言えばCL+JK>SNですし、キャッチを入れるのと入れないの(つまりさっき言ったクリーン・プルっていう運動など)では体に対する刺激が変わってきます。
僕が先週クリーン・プルをやったのも、重いものには触りたいけど、腰の健康を考えると、調子に乗ってキャッチまでやらないほうがいいな・・・と考えた僕の出した答えなんです。
そんな風に、コーチが種目を変えることでトレーニング強度を変えてあげることもできるということです。




よりも強度が高い


が体に与える刺激はクリーンよりも低くなる。

色々な運動を知ることで、トレーニングプログラムにも多様性を持たせることができるんで、気になるようでしたら気にしといてください。

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