2014.2.7

ノベタラ文句

自分は人体やトレーニングに精通していると思っている人は多いと思います。

趣味がトレーニングだという人もいれば、己のスポーツ競技レベルを上げるためにウェイトを中心としたトレーニングを習慣づけて取り入れている人もいます。また、トレーニングを指導することを職業としている人もいますし、体の見た目をよくするための運動を指導する人が図らずもウェイトトレーニング指導をしているという場合もあります。

ただ、今までの僕の人生経験から言って、それらの人たちの97%はトレーニングに精通していません。

僕のような専門家にしてみれば「自己満足」という言葉に簡単に置き換えられてしまえるような「研究」をしながら、自分のトレーニング方法を宗教的に信じていたり、それら宗教を唱えている人にとっついてしまったがために、それら宗教を理もなくまさに宗教的に信じて現在に至った結果、自分もトレーニングに精通していると錯覚したまま、現在は人に指導してしまっている「ミイラ取りがミイラになった」ケースの人や、他人から見れば自分は「体のプロ」だから、今更知らないなんて言えないよぉ…という事実を表面化しないように一生懸命努力した結果自分自身さえにもウソを信じ込ませてしまったエセプロもいます。

僕はほんの10年前までは上に挙げたすべてに当てはまるような人材でした。

子供の頃から父親に連れられてスポーツジムに通い、大人たちがウェイトトレーニングをしているのを見て育ちました。自分も大学に入る頃からウェイトトレーニングを始めて(これに関しても、周りの大人たちから『大学に入ったらウェイトをやっていい』と言われたことを守ったから)、もう一つの趣味であったバスケットボールでダンクをすることを夢見て、かなり真剣にトレーニングも行っていました。小さい頃からそのジムの常連であったがために、顔見知りのオジサンやオニイサンからウェイトの仕方を学び、それを実践し、後々米国へアスレチック・トレーニングを学びに留学した後も、しょっちゅう学校のジムへ通って、日本でやっていたことと同じような運動を行っていました。そうなってくると、周りの友達にしてみればアスレチック・トレーナーのヨーヘーが頻繁に行っている運動だから間違っているわけがないと勘違いし、僕に運動方法に関する質問もしてきます。その状況に気を良くして適当なゴタクを並べて、無責任に人にトレーニング指導をしていたものです。
上に挙げた中で言えば、指導することでお金を取っていた事実はないので、「エセプロ」ではなかっただけで、あとは全部当てはまります。

僕はS&Cプロフェッショナルになるために米国へ行ったので、大学院でS&Cの専門的な勉強を専門分野の超一流科学者と非常に優れたS&Cコーチの下で始めて、すべてが覆りました。
まぁぁぁあああ、本当に僕は何にも知らなかったのです。
今の自分があの時の自分に会うことができたら、頭の形が変形するほどボッコボコにするでしょう。
それほど自分はクソのレベルで無責任に人に指導していたのです。

で、日本に限らず、世界にはこういう過去の僕の様なレベルの人材が97%です。

今回オリンピックに出場する選手たちのトレーニング風景が連日連夜テレビで放送され、それを見る度に思います。
世の中エセばっかです。
というのも、日本を代表するアスリートがそのレベルの指導者についているのだから、そのレベルを目指すアスリートも、そして指導者も、そこを目指してしまうわけです。

「競技中に体の軸をブラさないためにインナーマッスルを鍛える。そのための体幹トレーニング」
系のセリフを何度も何度も聞き、その度に吐き気をモよおしました…
でも悲しいかな、何も知らない人は結局そこを目指すわけです。
きっとそれを目指して大学の専門学科や専門学校、はたまた米国にまで行ってしまう人材もいるのでしょう。そしてそれにうってつけのクソのような人材はそこらじゅうにゴロゴロしているので、「あぁ、ここに来てよかった! 自分の目指すものがやっぱりここにはあった!!!」と思ってしまうのでしょう。
ただ残念ながら、体の軸をブラさないために必要なものがそのインナーマッスルとやらであることや、それらを鍛えることが競技レベルの向上に繋がるといった参考文献を見つけることはできないでしょう。なぜなら、ありえないからです。
つまり、せっかく大学に行って、はたまた米国にまで行ってそんなことを勉強したって、金と時間の無駄にしかなりません。(ただ、そのウソになぞって商売をして大金を稼いでいるエセプロは結構いるので、そうなれば利と言えば利です。悲しいかな…)


上に挙げたこのビデオも愚の骨頂です。このビデオに関して、ノベタラ反論を唱えるブログを書かなければならないな、とも思ったのですが、その気力も出ないほどの内容です。
体のプロではなく、車のプロの会社が作ったビデオですから、しょうがないと言えばしょうがないです。このビデオの監修に体のプロが関わっていないことを切に祈りますが、祈るだけ無駄できっと関わっているのでしょう…何も疑いを持たず世間に公表してしまったマツダは、加害者であり被害者です。

今回は、ノベタラ否定だけをしたブログ内容ですが、とにかく、目に映る「本当のようなもの」をマルマル信じてはいけないんです。(しかも、これだけ書いたって『自分のこと言われてる』って思ってくれないエセプロだらけのこの世の中です。)
確かに、体は単純にできているので、それらのくだらない運動を取り入れたって、何もやらないよりかは何かしらの影響をもたらします。でも、それは悪影響として現れることもありますし、結果として、そのアスリートが生まれながら持つ可能性の最高到達点にまで至らないで終わることでしょう。

いつも言うように、僕の目の前に来る人たちが得をすればそれでいい、とは思っていますが、こういう状況に接すると、僕自身が彼らの目の前まで行ってあげたい、と感じてしまいます。
やはり、向こうから来たいと思われるためには、自分の存在自体を向こうに知らせなければならない。
そういう人達が集まるところに、己から行かなければならないというわけですね。
と言っても、この性格が諸々障害となるでしょう…

今回のブログ内容に関して、反論、意見等あればどうぞよろしくお願いします。
出所が確かな場合のみ、論議させていただきます。
日本のスポーツ業界の偏差値向上が真の目的ですから、反論のある方にこそご意見いただきたい。

以上。

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