2015.5.7
友からのフィードバック ~傷害予防がすごく得意です~
最近はS&C関係者の友人が増え、気の合う、そして意見の合う仲間と共に過ごす時間は至福のひと時となっています。彼らと肉を喰らったり酒を酌み交わすのも楽しくて仕方ないのですが、それと同等またはそれ以上の時間を、全日本女子バレーボールチームS&Cコーチの甲谷洋祐さんと過ごすことができました。
トレーニング指導です!
1か月の限られた期間でしたが、週3回の甲谷さんとの時間は非常に濃いものでした。きっと甲谷さんはあれほど筋肉痛に苦悶の思いをさせられた1か月は未だかつてなかったでしょう^^・・・
そんな甲谷さんから、僕の指導に対してフィードバックをいただきました!下記がその内容です。
自身の参加競技経験:
陸上競技槍投7年
自身のウェイトトレーニング経験:
20年
自身が実施していたウェイトトレーニング運動の内容:
スナッチ、クリーン、スクワット、ベンチプレス、ベントオーバーロウ等
加賀のトレーニングと、それ以前の自身によるトレーニングとの違い:
加賀コーチとのトレーニングでは、上記にあるような主要ウェイトトレーニング動作を、健康的な関節の使い方で行うことを徹底し、適切な筋群が適切な力の発揮をできるようになるまでじっくりと鍛える。そこが以前の自分のトレーニング方法とは違った。
加賀のトレーニングを行った結果、自己の体に起こった変化:
私は前十字靭帯再建術、内側半月板除去手術を20数年前に受けている。そのことで近年変形性膝関節症による疼痛、周辺筋萎縮があった。また、腰のヘルニアも若干あった。しかし、加賀コーチとトレーニングを行った結果、腰の痛みが減った。また、以前はスクワット運動実施後に必ず膝痛が出ていたのだが、加賀コーチは常にShear Forceを起こさない健康的な動作を取り入れて指導しているので、スクワット後でも膝痛を感じることはなく、健康的な膝の動作パターンを得たと同時に、臀部とハムストリングの筋力強化がPosterior Chainの更なる強化につながったのだと実感した。結果、腰と膝のための痛み止めの服用すら必要がなくなった。
加賀のトレーニングを行った結果、身体能力やスポーツパフォーマンスに起こった変化:
ウエイトリフティングを趣味で行っているが、伸び悩んでいた挙上重量をクリアできそうな感覚がある。自身では気づくことがなかった体の癖及び弱点の改善ができた結果だと思う。また、槍投げの短助走練習で、20年前の術後復帰した時の数値を超えるようになった。加賀コーチに習ったトレーニングを今後も継続することで、重量挙げと槍投げの両競技において、今後もっと効果が出てくると思う!
また機会があれば加賀コーチの指導を受けたい!
というような、すばらしいフィードバックをいただいた。
やはり持つべきものは友、です。
甲谷さんからもご指摘いただきましたが、僕は、健康的な動きの習得に執拗なまでに取り組みます。また、体の癖、特に不健康な傷害発生につながりうる体の動きに繊細な反応をし、効率的な改善方法の選択ができるというのも、僕のS&Cプロフェショナルとしての特徴だと思います。
どれだけ能力の高い運動選手でも試合に出ることができなければ、その能力を発揮することもできません。つまり、健康でいさせてあげられることこそ、僕が運動選手に与えることができる最大の強みであり利点です。また、これに関してはスポーツ選手に限らず、一般の方にも当てはまります。腰痛、膝痛、肩痛を抱える一般の人にとって見れば、朝起きて腰が痛くないとか、階段を下るときに膝が痛くないとか、シャツを着るときに肩に痛みを感じないとか、そんな普通のことを普通にできることに幸せを感じるものです。だからこそ、僕にしてみれば、運動指導の大前提は「健康づくり」であり、それなくして身体能力の向上はあり得ないと信じています。
その僕の指導者としての特徴をしっかりと実感していただき、その上、自身の身体能力の向上も感じていただいた報告を受けると、うれしくもあり安心もします。
またぜひ甲谷さんの指導をしたいです!
甲谷さん、フィードバックありがとうございました!
そして、全日本女子バーボールチームをゴリゴリ強くしてあげてください!!!!!