2015.10.2

やりきっても追い込んでも、その効果は保証できません

ウェイトトレーニングを行う理由は幾つかあると思います。
1.かっこいいカラダになりたい
2.健康になりたい
3.競技力向上に繋げたい
僕は1.に関しては非専門家であり、それで構いません。ただ、2.と3.に関してはハンパなく専門家でして、そのノウハウは確固たるものです。
「コア」だの「ファンクショナル」だのと言って、「ブレ無い体作り」とか「動きの質を上げる」だの言う、科学的根拠のかけらも無い詐欺まがいのプログラムを展開している方々も巷には見られますが、「受け入れられやすい」と「指導が容易い」という利点があるだけで、それら運動方法がどこまで本来の目的に沿った結果を生み出すのかは未明です。
運動後の「やりきった感」や「追い込んだ感」もその場限りの幻想であり、それならば、私のプログラムを実施している選手が感じている「きつい」や「難しい」のほうがよほど後の役に立つ代物だという自負にあります。基本、腹筋運動や上半身運動や持久系運動をやっておいて「やりきった感」や「追い込んだ感」を言う人がおおよそなのですが、僕のプログラムでデッドリフトやスクワットや1Lスクワットやランジの筋力系運動等やコンディショニング運動を行った後の「やりきった感」や「追い込んだ感」は、経験した人にしかわからないでしょうが、そんなもんではありません。考えてみれば、それらの運動をやりきった後に「追い込んだぁ!!!」とウナる人材を見たことすらありません。
つまるところ、僕は人の能力と目的に合わせたプログラムの展開をするので、効率よく効果的を実践する結果、上記したような「『コア』だの『ファンクショナル』だのと言って、『ブレ無い体作り』とか『動きの質を上げる』だの言う、科学的根拠のかけらも無い詐欺まがいのプログラム」よりも難しく辛いことをやらざるをえないのですが、それが必ず目的達成に繋がるので、効率とそこにかける時間や疲労そしてお金を考慮すれば、確実に得と言えば得なのです。
幾度となくこのブログで、諸々のブームとしてのトレーニングメソッドに疑問符を投げかけていますが、だからと言ってそれらブームがなくなるわけでも無いし、一般にスポーツトレーニングの本来あるべき姿の「基礎」が広がるわけでも無いんです。これは痛感しました。
とにかく今後も、できる限りの形で、エクセサイズテクニックやプログラムデザイニングの基礎を広めるための努力はしつつも、基本的には「目の前の人が得すれば良い」という諦めも胸に秘め、関わる人材の健康とパフォーマンス向上に努めていきます。

以上です。

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