2015.12.31

２０１５年、GS Performance元年

今年は独立、結婚、自宅兼施設建築等、暴挙に出ました・・・

ただ、すごくいい年でした。

新しい試みだらけの年でしたが、どうにか思った以上の成果も出せました。
今までお世話になった方々が、どれだけ僕のために様々なことをしてくれていたのかを実感できました。
今までここを使わせていただいて発信してきた情報が、独立した僕の周りに多くの協力者をつけてくれました。
いろいろな角度から僕がいる業界を見る機会を得て、今ある課題と、今後への展望が見えました。
地元に戻り、結婚もし、東京深川に生まれた人間として、人生の豊かさを今まで以上に感じることができました。

S&C業界の、そして僕の今後の課題は、この業界に入ることがどれだけ魅力のあることなのか、を多くの後進の方々に伝えていくことです。
現時点でのこの業界の成功は、経済的に言えば、未だ世間的には大したことがありません。
端的に言えば、年間１千万稼ぐとなんだかんだで「一流」的な響きを出せます。
ただ、そんな業界のどこに魅力があるでしょうか？
社会のどの分野を見ても、優秀な人材が集まるのは、経済的にも大きく成長できる可能性を持つ業界です。そしてそれらの業界で得ることができるのは、年収１千万よりももっと大きい経済力です。
だから、多くの優秀な人材を集めることができるのです。
責任も大きいが見返りも大きい、そんな業界に人は魅力を感じるのです。
S&C業界もそうあるべきです！

僕はS&Cは崇高なものだと信じています。
十二分な身体能力も脳力も必要な、本当に素晴らしい職業です。だからこそ、この業界にはもっともっと優秀な人材が必要なのです。
たぶん日本国内で最も強くS&Cの崇高さを信じている僕が、そして今後の僕の努力が、この業界を変える基盤となる、そう勝手に信じて東京深川で邁進していきます。

専門教育団体が「どんな運動方法だろうがいい点はある」とアホのように信じていると身に染みて理解できたのも今年でした。
専門教育団体がそれだけS&Cを低評価している時点で、この国のS&Cの発展に期待はできません。
S&Cという運動指導方法は、そんな言い分が頭をかすめる隙もないような高いレベルにあります。

僕は、今年の独立と同時に開設した事業を「GS Performance」と名付けました。
GSはGold Standardの略です。そしてそのGold Standardは「基準・規範」という意味を持ちます。
国内だけではなく世界に向けて、「S&Cとはこういうものだ」、「運動指導というのはこうあるべきだ」、そう発信していきたいという希望を込めました。
このGS Performanceの名の下に、今後は多くの方々に本物のS&Cを体験していただければと願っていますし、このGS Performanceというプロジェクトから、多くの優秀なS&Cプロフェッショナルを育成していきたいと思っています。

その人材育成のためのプロジェクト、「GS Performance S&C塾」は先日第２期を終了しました。本当はすぐにでも第３期を開始したいのですが、諸々の都合を考慮すると、４月からの開催となる予定です。２月から開始するとお伝えした方々もいます。大変申し訳ないのですが、４月までお待ちください。
新年早々には、新春特別セミナーも開催します。基礎運動方法習得をご希望の方、GS performanceの運動指導レベルとは実際どれだけのものなのかを知りたい方、次スポーツシーズンに向けた体作りを目指す方等、多くの方のご参加をお待ちしています。
そして２０１６年初旬には、東京だけではなく名古屋でもGS Performanceの指導を定期的に受ける機会があります。こちらにも若干の席が余っているようなので、ご興味があればご応募ください。
また、自分の競技者人生にもっと明るい光を見つけたいアスリートの皆さん、GS Performanceこそが目標への近道の牽引車となります。

上記以外にも、様々な形で「真のS&C」を発信していきます。

２０１６年も、このブログ同様に、GS Performanceの活動にも目を向けていただけると幸いです。

皆さん、健康的な良いお年を。