2018.6.21

御腰様

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4年間のAthletic Training学科での学びは残すところ数か月で、S&Cを学ぶべく大学院に入ることも決まった2004年3月、私は米国ノース・キャロライナ州アッシュビルで椎間板ヘルニアの手術をしました。

海外旅行保険に入っていたので、100万円以上の医療費は保険がカバーしてくれたのですが、その代わり、楽しみにしていた大学最後のSpring Breakは手術に費やすことになりました。

手術は無事成功しましたが、所属大学運動部のドクターでもある方だった執刀医から「もうゴルフもウェイトトレーニングも我慢しなきゃね」と言われ、困惑したのを覚えています。

しかしながら背に腹は代えられず、その後大学院に入ってS&Cの勉強をし始めたのと同時に、本格的にウェイトを挙げ始めました。

その後、トレーニングテクニックを学ぶ過程の中で、幾度かはギックリ腰を経験しました。大学院の勉強も大変だったので、そのストレスや長時間の座位の影響も大いにあったと思います。

しかし、その時指導していただいていた教員やコーチが素晴らしかったことは、私の人生でも最も幸運なことでした。

正しいフォーム、適切なプログラム、それらを駆使すれば、ヘルニア手術経験者であっても、そして取り除くほどではなかったヘルニアが残っていようとも、健康は保てるのです。

 

人よりも体重があり(今はありすぎという事実もあります・・・)、人よりも立ち仕事をする時間も長く、そして人よりも重い重量を担いで運動をする生活もありますが、的確にコントロールすればギックリ腰すら起こさずにS&C指導者をやっていられます。

というよりも、ギックリ腰を起こしたら仕事にならずクライアント様方に迷惑がかかるので、風邪と慢性の怪我だけは発生させないようにしなければならないという義務感を抱えて仕事に取り組んでいます。

 

ただ、昨朝は腰が何だかソワソワしているのを感じる朝でした。季節の変わり目に年に幾度か感じる”嫌な予感”です。

「あ、御腰様がご機嫌斜めになり始めた!」

いつものことですので、対処法はわかっています。

 

私にとっての”The・転ばぬ先の杖”、「全部100㎏プログラム」の出番です!

 

つまり、全ての運動を100㎏で行うと決めてその日のプログラムを組むのです。

ということで、本日の私のプログラムを紹介いたします。

  1. CL&JK:3x(3+2)
  2. FSQ: 3×8
  3. RDL: 3×8
  4. Incline BP: 3×8
  5. BO Row: 3×5 ←この運動を100㎏で8レプできるほど筋力がないんです…特にRDLの後は不可能です…

 

運動を始めてしまうと血行が良くなり、特にO-Lift系の運動をしていると、「もう少し重量上げちゃおうかな…」なんて欲が出てきてしまいます。しかし、御腰様が一度でもソワソワし始めた時にそんな欲は不要です。(経験がそれをおしえてくれます・・・)
そんなときのために、運動を始める前から「今日は100㎏以上を持たない!」と決めてトレーニングを始めます。重りの付け替えとかをしていると「もう少し上げちゃおうかな・・・」なんていらぬエゴが出てきてしまうので、100㎏で最初に設定したら、その後一切変化させません。そして当然、腰へのShearは可能な限り起こさないよういつも以上気を付けます。

おかげで、ギックリ腰は仙台大学の3年目以降起こしていません。

 

人間生きていれば慢性の怪我や、その予備軍を体のいたるところに持つことは自然です。

そのために病院や治療院に通ったりしている方も多いでしょう。ただ、体が変わらない限り、根本的な解決策にはたどり着けません。

 

つけるべき箇所に適切な柔軟性と筋力をつける。そのためにウェイトトレーニングを行う。そしてまずはその方法をプロから学ぶ。

実際に健康的ではない腰を持ち、常に”御腰様のご機嫌”をうかがいながら季節の変わり目を過ごさなければいけない私が、心からお勧めいたします。

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