2019.5.15

Hex-Barは平成最後で最高の買い物

年号がギリギリ平成の頃、思うことがありヘックスバーを購入しました。

最初はいつもお世話になっているTHINKフィットネスさんを通して購入しようと思ったので、仙台大時代から付き合いのある担当者に連絡を入れてましたが、かなり人を馬鹿にした対応をされたので、何でも売っているで有名なAmazon.co.jpさんで購入するに至りました。

 

結果的に言うと、amazonでの2万円弱の買い物は大正解でした!!!

 

 

まず購入を決意(?)するまでの話をします。

最近GS Performanceでは持久系、特にランナーとバイカーの方の指導が多くなり、それらの方々特有の身体特徴にあった運動指導を試行錯誤の末ようやく確立しつつある時期に達しています。ただ、どうしてもDLを地面から引く動作においては、ランナーにしてもバイカーにしても、上背部やハムストリングの柔軟性と筋力の不足が原因でボトムポジションを美しく(健康的に)きめることが難しく、その点が常に課題でした。結果的にボトムポジションのバーの高さを高くする、腰はきめるが肩甲骨をきめることはあきらめる、という指導をすることになり、そしてそれはそれで真っ当な解決策で、多くの場合それらの対処法にランナーやバイカーたちの体はポジティブな適応を起こし、トレーニングプログラムとしても、彼らの身体能力の成長にポジティブな変化を起こすことができていました。

しかしながら、DLではモヤモヤした光景を見ることになるので、それをどうにかしたいという思いも常にあり、しかも、グラップリング系格闘家やラグビー選手などの、慢性上背部前傾が身体的特徴であるアスリートの指導が複数件入ったこともあり、彼らのような理想的なフォームでのDLの実施が難しい方々に、DLだからこそ得られる上背部への刺激を是非とも入れたい!という欲望がこの購入の決断を促進させました。

やはりS&C指導者としても「より良いプログラム」の提供のためにどうにかしなければならないし、そのためにはヘックスバーの試用は必須となっていたのですね。

 

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ヘックスバーの特徴として、まずスタンダードバーの持ち手が体の前部であることに対して、ヘックスはそれが側部となり、結果的にグリップがスタンダードの時からSupinatatedになること、そしておおよその場合グリップ部の高さが2段で、スタンダートバーと同じ高さとそれよりも10㎝程度高いポジションでボトムポジションを組むことができるということです。

ヘックスで行うネガティブな点でいえば、GS PerformanceのDLの特徴である「スタートポジションで上半身が形成した角度を可能な限りキープしながら上昇」することで、臀部の筋力向上に非常にポジティブな影響を起こすフォームになるのですが、グリップの場所つまりは動作中の荷重のかかり方が前部から側部に移るため、その影響が小さくなるということです。
そして、スタンダードDLに比べると高重量を扱える条件を持っているのに、プレートを載せる部分が短いために物理的にそこまで高重量が載せられない、ということも欠点ですね。

しかしながら、背に腹は代えられず、しかもヘックスを用いることで得るはずのボトムポジションの安定、特に上背部と腰部の筋力(安定性)は、必ずスタンダードバーを用いるDLのフォームにもそして健康とスポーツパフォーマンスにも好影響を与える可能性があると信じ、購入そして導入に至りました。

 

ここに、いくつかクライアントさんたちにヘックスバーをご利用いただいたビデオを載せておきます。
彼らのスタンダードバーでのDLも載せますので、その違いをご覧いただけるはずです。

長距離ランナー・スタンダードバー: Bar Low
長距離ランナー・スタンダードバー (高さ調整): Bar High
長距離ランナー・ヘックスバー (低): Hex Low
長距離ランナー・ヘックスバー (高): Hex High
上背部慢性前傾の方・スタンダードバー: N’s Bar
上背部慢性前傾の方・ヘックスバー:N’s Hex

 

 

ということで今回ヘックスバーを指導に取り入れてみましたが、これほどまでに素敵な器具だとは思いませんでした!!!!

便利です。本当に!!!

 

利用した方々から得たフィードバックも良好で(経験したことのない筋肉痛を感じていただいたので、彼らにとって良好かどうかはわかりませんが…^^;、それでもきっと長期的に見たアウトカムはかなり良好です!!!)、何よりもGS Performanceでの運動時に指導者から頻繁に発せられる「肩甲骨を寄せる」という感覚をDLで初めて実感できていることは非常に大きなことです。また、背部全体を張りながら上昇動作を行う感覚をヘックスバーを用いたDLでは感じることができるので、この感覚がスタンダードバーを用いたRDLの際にも非常に役立ち、RDL実施時に腰部が湾曲する際(長距離ランナーに多い傾向)に「ヘックスの時に作った背中を作ってください」というキューイングで大きな修正を図ることができるようにもなりました。ヘックスバーDLの素晴らしい副産物です。

 

 

平成時代最後に購入したこの運動器具が、新時代令和で大活躍中です。

何でもっと早く取り入れなかったのか… そう思わせてくれる逸品です。

 

今回紹介した以外にも複数の利点を今後も感じることはできるはずですので、逐一紹介していきたいと思います。

当然、スタンダードDLができるに越したことはないのですが、様々な工夫で思ってもいない利点に気づき指導の幅が広がることは素晴らしいことです。

GS Performanceはこれからも運動指導に様々な可能性を取り入れつつ、進化を遂げていきたいと思います!!!

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