2011.12.13
科学者
先週は忙しかったです。
現NSCA理事長のDr. Jay HoffmanがNSCAジャパン海外講師招聘セミナーで仙台大学にやってきて、そのイベントの準備や講師の接待等で、そこらじゅうを駆けずり回っていました。
彼はすばらしい科学者で、スポーツ科学の研究に身をささげる、尊敬すべき人物です。
彼らのおかげで、私たちコーチは、自信を持って選手のトレーニングに励めるのです。非常にありがたいです。
私自身、大学に勤める身でありながら、教員にはなりたくないな、いや、なれないな・・・と思っていました。
というのも、米国のスポーツ科学者たちの探究心と献身ぶりは、今の私の人間力の中に含まれていないからです。
しかし、日本に帰ってきて、結構多くの、本来は同じ存在であるべき人材を見ると、「・・・・・」とか思うんです。
実際、うちの学校の施設を見学していただいたところ、Dr. Hoffmanにこんなことをいわれてしまいました。
「これだけの施設があって、現行の実験がないのはなぜ?・・・」
まさにその通りかもしれません。
では、僕がそのような科学者になれるかというと、まったく自身がありません。
コーチのメンタリティーと科学者のそれとはまったく違うのです。
人間力の違いです。
さぁ、人間磨かなければいけません・・・
東京のうちの親父の店で(親父178cm80kg、が小さく見える・・・)
米国から来るスポーツ科学者をトリコにする親父の刺身(とんかつ屋なんだけど・・・)