2012.9.25
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この動画を見てこの指導者を否定するのは簡単です。
きっと、今までにも批判の声が沢山あったから、Youtube上でコメントを受け入れない設定にしているのでしょう。
ある一定のS&Cプロフェッショナルとしての知識があれば、これら高校生のスクワットが効率の高い方法で行われていないことも、デッドリフトが本当に危険なフォームで行われていることもすぐわかります。でも、パワーリフティングの競技者であるならば、これらのフォームはありだし、ある特定の人種にとってみれば、このフォームが「理想的」なんでしょう。
また、高校生にウェイトトレーニングの習慣を与えたことも、ここまで鍛えこんだことも素晴らしい。運動選手にウェイトトレーニングを指導していれば、ここまでのこの指導者の「運動選手を強くするための努力」というのも容易に理解できる。
これだけのことを高校生にやらして、ここまで育ててしまうということは、それだけ説得力のある指導者でもあるのでしょう。
だからこそ、その事実をより真摯に受け止めて、高校生の高校生である時間を今まで以上に尊重し、そして何よりも今後はもっと運動バイオメカニクスに目を向けてみると、より良い運動指導ができるんです。
この当人に反論・意見いただけるとありがたいです。
こういう方とこそ専門知識の交換をしなければならないと思っています。