2012.10.25
サブ・マックスのスナッチを徐々に修正して4回やってみました
バーをもっと体に沿ってあげるために腕で引く必要はありました。ポップ・アップの位置も低いです。いかんせん、毎回1レプ目というのはこういうところがあります。
これは1つ目のビデオの修正で見れるフォームの修正をしました。つまり、バーを引き寄せて、ポップ・アップの位置を高くすることを気にしてみました。まだ体の近くにバーの軌道を作らないといけません。これは立ち上がるときに前方向にぶれることで見てとれます。つまりバーが作った遠心力に負けてるんです。でも、ファースト・プル以降の加速の距離が長くとれたおかげて少なからずキャッチまでたどり着けました。
ファースト・プルの膝の引きとポップ・アップを気にして、腰に気が向きませんでした。腰が湾曲を始めて力が逃げています。また、気にする予定の膝の引きも甘いです。疲れの兆候です。
見て取れるように、腰は気にしてしっかり決めました。ファースト・プルの足の引きももっと引けますがまぁまぁです。ファースト・プルのスピードは下がってますが、諸々のことを適当に行うと、セカンド・プルがビシッと決まるといういい例です。で、2レプ目のスナッチと違って、バーに遠心力が出ないとこうやってある程度まっすぐ立てます。オリンピック・スタイル・リフティングは下半身で勢いを作ってどれだけ高くバーを弾ませるかが勝負なのですが、腕力を使ってバーの軌道をコントロールするのも同様に大事である証拠です。
皆さんも自分のテクニックを頻繁に録画してみて修正してみてください。
イメージと実際のフォームの差を知ることで自分の体の動きの傾向も知ることができ、この経験が指導にも活きます。
ただ、その際はサブ・マックス程度の重量でやらないと本質はつかめません。
以上、セルフ・フィードバックを利用したスナッチのトレーニングでした。