2013.8.30
ホニャララ・ジャパン
金メダル量産中の柔道
監督の言葉のかけ方も本当によかったのかもしれないけれど、それが利いて金メダルを獲ったと言うのは選手に失礼だと思ってしまう。
選手がそれだけの才能を持っていて、そのうえで満足のいく結果を得るにふさわしい努力をしたからなのに…
なぜゆえに日本は指導者の存在を“前に”持っていきたがるのだろうか?
確かに、負けたときにたたかれるのも指導者。例えば、万が一、今後一切メダルが取れなければ、この大会が終わる頃には、監督がものすごいバッシングを世間から受けていることになる。
でもね、この国の国民(基本的にはマスメディア)の中に、それだけ指導者を称える文化やヤジり飛ばす文化があるということは、彼らがスポーツにおいての指導者の重要性を実は知っているということではないだろうか。
であるならば、現状の全体的なスポーツ指導者の質の低さを深刻に嘆き、国を挙げて、指導者育成に「本気で」取り組めばいいのに…
若年層のスポーツ競技参加者数を考慮すれば、日本はまだまだ世界で活躍できる運動選手を育成できるはず。そのためには、各競技団体同士が競い合って、よりよい指導者を育成できるシステムを作り出す努力をしなくてはならない。
指導者の指導レベルの向上は運動選手の競技レベルの向上に正比例するに違いない。
そのきっかけとしても、日本にオリンピック来てほしいなぁ…
スポーツファンとしての意見でした。