2015.9.19

Untitled

モノマネから成長が起こるということはあります。
「この人だ!」と信じた人たちのやっていることをまず真似てみてから自分のものにするのは、成長への近道とも言えます。
ただその真似事をSNS等でバシバシ発信してしまうと、ある特定の人口に対しては、自身の品位とプロとしての力量に疑問符を抱かせてしまうようです。

たった今、「◯◯という人が加賀さんが言ってたことをパクりまくってますよ^ ^」という報告を△△さんから頂きました。両者とも同じ条件で知り合ったちょっとした知人です。

同業種にいる若者に「この人だ!」と信用され真似されること自体に嫌悪感は抱きません。僕が正しいと思うことを同様に正しいと感じる人が続々と増えることも理想的です。ですから、今後も是非とも僕が行うような運動指導に徹していただきたいと願います。SNS等のメディアでの発表も僕にとっては全く問題ないです。

ただその当人に対しては、S&Cコミュニティーの小ささを把握し、僕や河森博士の言っていることをさも自分の意見のように言ってしまう判断をしてしまうメンタリティーに対して注意勧告しておきたいです。

我々指導者には、状況を把握した上で第3者の目で己を見る能力が必要です。また、状況に応じて指導に関わる様々な対応ができる柔軟性とオリジナリティーとクリエイティビティーを生み出す脳力は、良質な指導者の必須アイテムです。きっとその脳力があれば、SNSでのS&C関連情報に敏感に反応する人材の絶対数の小ささと、それらの人材が持つSNSから得た専門知識・情報への造詣の深さも理解するのは容易いでしょう。また、もし同じ講義を受けていたのであれば、他の受講者も講師が言ったセリフをその場で同様に見聞きしているのだという事実に対する理解もあるでしょう。そしてそれらの理解があれば、特定の人から得た情報をあたかも自分の意見のように公の場に発表することもしないでしょう。

得た知識は当然得た人のものですから、それをどうしようとその人の勝手です。教えた当人としてみれば、教えた内容を気に入ってくれたという反応を見知ることが出来て嬉しいです。しかし、第3者の反応は違います。「こいつパクってんじゃん^ ^!」という負のリアクションが出てくるんです。それは当人にとってポジティブな結果を生み出しません。自身の存在を高く置こうと努力している行動が裏目に出ているだけです。
それでもどうしても自分が得た知識に関して一言二言述べたいのであれば、引用という方法もあります。きっとその方が印象も良いでしょう。

もし思い当たる節のある方は、今一度自己を取り巻く環境と、その中においての自己の行動がどのような印象を第3者に与えているかを考えてみてください。
この改善も、運動指導者としての改善に確実につながると思いますよ。

p.s.
ちなみに今回のタイトル「Untitled」ですが、今回の内容にどんなタイトルつけていいかわからなかったので、僕の大好きな映画「Almost Famous」が元はこのタイトルであったのでパクりました(^_^;)

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