2015.10.3
重心を高くして運動するということ
同じような動きを含む運動をする時、重りを保持する場所を高くすると、動作自体が難しくなります。
スクワットやランジがそれです。
動作中の重心が高くなると、バランスを保つことや、重りを安定させることがより困難になるからです。
動作の難易度は上がりますが、強度は落ちます。
動きに関わる身体の部位は増えるため、その分「全身運動度」は増えます。
それら効能を利用すると、かなり使い勝手はよくなります。
例えば、難易度が増えても強度は下がってなおかつ全身運動度は上がるから、ウォームアップにはうってつけになる場合が多いです。
ただ、難易度が高い分、テクニック習得度は考慮しなければなりません。しかし逆に言えば、この難易度を利用してテクニックの習得度を測ることもできます。
諸々考慮しても、僕はこういった運動を駆使するのが好きです。