2017.3.20

全ては健康とパフォーマンスアップのために

GS Performance 加賀は、野球の投手のトレーニングプログラムにも上半身運動を入れます。オーバーヘッド運動を入れます。ジャークも入れます。クリーンも入れます。

全ては彼らがシーズンを通して投げられる体作りのためであり、彼らが投げる球に可能な限りの勢いをつけたいからです。

それら運動を実施する際に筋力系運動で必ず気にしなければならないのは、エキセントリックの可動域とそのスピードのコントロール、エキセントリックとコンセントリックの切り替えスピードのコントロール、肩甲骨可動域に特化したフォーム作り、などです。パワー系運動で気にするのは、重量の設定です。

肩の複方向の安定性もつけたいので、ホールドしてそのポジションを維持させるような運動も行います。オーバーヘッドのランジやスクワット、そしてジャークがそれにあたります。

 

とにかくまずは筋力をつけること、柔軟性をつけること、その中でパワー系運動を行える体作りをしつつ、機を見てパワー系運動を入れる。

それが徹底できれば、野球の投手だろうが誰だろうが、上半身の押す運動や引く運動、そしてパワー系運動は入れるべきです。

何か特定の運動が投手にとって悪いということはありません。悪いとするならば運動のフォームやプログラムデザインです。

先日ダルビッシュ選手がディップスを勧めていましたが、これに関しても、フォームやトレーニングの頻度や回数そして重量の設定が悪ければ、怪我につながる運動となります。

 

最近もGS Performanceが契約するプロ野球選手たちが、チームのトレーナーにベンチプレスやオーバーヘッドプレスなどの運動の実施を咎められたそうです。

何が悪いか具体的な指摘をしていただきたい。それなら解決の糸口は見つかりますし、そのトレーナーさんたちの勘違いも選手を通じて訂正できる。

フォームが悪いのか、プログラムが悪いのか、教えてください。

もし運動の実施自体を否定したいというならば、まずあなた方がその仕事に就けているラッキーさ加減に感謝しましょう。なぜならあなたはその仕事に値しないです。そして、懸命にトレーニングに励んでいる選手たちに声をかけるのを金輪際やめていただきたい。彼らを困惑させるだけです。

 

GS Performanceのトレーニングプログラムにある全てに意味があります。そしてその意味は、全て選手たちの健康とパフォーマンスの向上につながっています。

野球の投手の上半身運動の実施は大アリです。オリンピックスタイルリフティングもアリです。

ただ、その実施方法には十二分な気を付けて行うべきです。

 

何に気を付ければわからない方は、GS Performanceにご相談ください。

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