2019.11.1
一般女性のお客様の声をテスティモニアルに追加いたしました。
GS Performanceには様々なお客様が、様々なきっかけで、様々な目的を持ってお越しになられます。
そのほとんど方々が、私のSNSを見て興味をお持ちになり、しかも読み進める中でその興味が増ししかも共感を得て、そのうえでご連絡をいただき指導が始まる、といったプロセスを経て当ジムへやってこられます。
しかしながら、中には一度も私のSNSの投稿を見たことがないという方もいらっしゃいました。いわゆる”口コミ”でGS Performanceの指導を始められた方々です。しかも、アスリートでもなければ筋トレ愛好家でもない、本当に「なぜうちを?」と私が疑問を持つほどの方々でした。その方々の共通点は、お友達との会食の席での「あらあの人最近引き締まったんじゃない?」という興味です。
さてさて今回テスティモニアルに追加させていただいた富森さんが当ジムにやってこられた理由も非常に特殊でした。なんと、ご子息の猛烈なプッシュに押されて指導を受けにやってこられたのです。そういうきっかけでしたので、私のSNS投稿からGS Performanceの運動指導方針等の前知識を得ていたわけでもなく、指導開始当初は困惑もおありだったと思います。
富森さんはうちに来られる前にも、ご子息から1年ほどフリーウェイトトレーニングを教わりつつ実施されていました。それも非常に稀なケースではありますが、そのおかげで「バーを腕で持って運動をする」という一般生活の中ではまずありえない特異な動作に対して、あまり恐怖心や不信感をお持ちではありませんでした。その点で非常に指導が開始しやすかったのを覚えています。
しかしながら、女性ということ、学生時代の競技生活からはかなりの年月が経ってしまっていたこと(実は私の母と同い年)、そしてうちに来る前に筋トレが原因の腰痛を経験していらっしゃったこと、等々、いくつかの一般的な「筋トレから自らを遠ざけるために充分な理由」は確認していたので、指導開始当初は、可能な限り恐怖心の発生原因を指導内容からそぎ落としつつ、指導するようにしていました。
具体的に言えば、
1) 少しは無理していただきますが、その少しの無理をしても適切と呼ぶには程遠いフォームが発生するような運動はさせない。
2) 痛みが少しでも生じる運動はさせない。
3) 運動プログラムの「Why?」の部分を必要に応じて丁寧に説明する。しかしながらクドくは説明しない。
などなどでした。
ただ、もともとかなり前向きにトレーニングに向き合っていただけていたし、しかもご自宅でうちのトレーニングの予習・復習をご子息としていただいていたおかげで、そして何よりも富森さんの高い好奇心と明るい性格により、週1回60分のパーソナルトレーニングの時間をより有意義に活用していただけました。
現在の富森さんの運動フォームを少しシェアさせていただきます。
RDL:ウォームアップとして活用してます。これだけの可動域を出せる方はなかなかいらっしゃいません
Deadlift:メインの運動として活用してます。この重量でこのフォーム、うちの指導を受けた方はわかる凄さです。
OH Press:女性にとってはかなり重いとされる15㎏のバー。最初は1レプもできませんでしたが、今は3×6のプログラムができます。
そして、うちでのトレーニングを継続されて1年ほどたった頃、専門家による身体検査を受け、内臓の数値や筋量等も含む骨格組織の数値が格段に改善されていたそうです。もともと筋量の増加はトレーニングの目的にもあったので、それらを達成できて指導している側としても非常にうれしかったです。そして、見た目の変化はお友達が敏感にお気づきになったそうです。
それがこのブログの最初の方に書いた内容につながります。
富森さんと久々に会食をされたお友達が、その引き締まった体に気づき、興味をお持ちになったのです。しかもその方は大会に出るほどゴルフに没頭されている方だったので、うちの指導に深く興味をお持ちになったようです。結果、現在その方はうちのクライアントさんです。しかも、その方をまた違う会食でお見かけしたその方のお友達も、同様の理由からうちの指導にご興味をお持ちになり、結果現在うちのクライアントさんです。
多くの方にご利用いただきオープンから4年目に入っているThe Home of GS Performanceですが、アスリートに限らず、そして筋トレ愛好家に限らず、このような方々にこれだけ早い時期に認知されご利用いただけるようになるとは思いもしませんでした。
当然ながら、目の前の方々が実施不可能な運動をさせることもなければ、痛みの原因になるような運動動作を指導に取り入れることもないジムですので、どのような方々が起こしになってもかまわないのですが、だからと言って多種多様な方々が実際にお越しなるとは限らないのが、うちの商売です。つまり、ジムの打ち出す方向性により、お越しになるお客様もあらかた決まってしまう商売だという事です。
お越しになった方々に適したプログラムを組み、その方々の目的や目標に沿った指導をするのが私の仕事ですので、当然ご要望にはお答えいたします。しかしながら、指導時間のすべてを「心地よい」という感情で埋めるような指導はうちではできません。難しい動作の習得に励む時間もあれば、重量を動かす苦痛と疲労を感じざるを得ない時間もあります。それがうちのお客様に提供するサービスなのだから、こればかりは仕方ありません。
そんなジムですから、富森さんがお越しになるまでは、基本的にお客様はアスリートか筋トレ愛好家もしくは運動指導力を向上させたい専門家に限られていました。
「Quality of Life」を向上させる、なんてかっこいい言い方をうちの業界は好むようですが、やはり、「朝起きて体の節々に痛みを感じることがない」とか、「趣味の山登りがより一層楽しくなった」とか、日常生活のちょっとしたことが改善することで、毎日の質が向上するのは事実です。そう考えると、先述のかっこいい言い方をしたってバチは当たらないのかもしれません。私の仕事がその”改善”に関わる仕事であることを、私は富森さんから教わりました。そして富森さんから派生したクライアントさんたちから日々感じさせていただいています。
パーソナルトレーナーという職業は、日々のネガティブな感情を減少させる職業なのです。
(富森さんも「あぁ今日はトレーニングの日だぁ…」と思うこともあるそうなので、すべてにおいてポジティブであるとは決して言いませんが…)
慢性痛のない生活、趣味の身体活動がより促進された生活、子供や孫と徹底的に遊べる体のある生活、仲間と楽しく会食できる生活、等々、様々な面にポジティブな変化を起こせる職業なのだと認識することができています。そしてだからこそ、より一層精進して指導技術や知識を磨かなければならないと思っています。
もし何かしらの身体的問題を抱えて、日々の生活にちょっとした陰りを感じていらっしゃる方々、もしかしたら解決策はGS Performanceの指導にあるかもしれません。
すべての方の目的と目標そして体に合ったプログラムを作成して指導させていただきます。
ご興味のある方はこちらからご連絡ください。