2018.7.5

The Homeはオープンから2年が経ちました。そして今後のS&C塾に関するお知らせ・・・

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昨日からThe Homeは3年目に突入しました。これからも日本の運動指導のGold Standardを提供できる存在になることを目指し、質の高い指導を継続して行っていきたいと、改めて強く覚悟を決めました。

 

その質の高い指導を実現する策として、早速ですが、GS Performanceの運動指導セミナーの核でもある塾に変革を起こす覚悟も決めました。

 

現在第6期S&C塾が進行していますが、今までの形でのS&C塾は第6期までとなります。

やはりというか、結局というか、十二分な実技経験なくして、運動指導の裏にある「なぜ」に対して的確な答えを出すのは至難の業です。

現在17週の長い期間をとって塾生に挑んでいただいているS&C塾においては、その「なぜ」の考察が最も重要な課題となります。しかしながら、ウェイトトレーニング経験が浅い方も入塾している現状がある以上、現行の塾の進行方法は、それらの実技経験不足の人材にとっては不適切で不十分となる可能性が高いということを認めなければならないです。

第4期以降、やはりそこが塾進行の大きな障壁となりました。第1期から第3期までで高レベルなブロックがいくつか存在したことが奇跡的なことだったのです。

 

今後、S&C塾に入塾する際には、身体能力と英論文読解能力を問うこととします。

 

まずは身体能力です。これは時間をかけて身に着けていただかなければなりません。
今後は、GS Performanceの指導過程においてO-Liftsまで十分に経験と筋力を積んだ方々に、S&C塾への参加を打診する形をとります。当然、トレーニング経験と身体能力が入塾するに値する方がいれば、O-Prep!等の実技セミナーやパーソナルトレーニング経験がなくとも、是非とも塾に入っていただきたいと思っていますが、なかなかそのような方はいなさそうです。ですので、結局はGS Performanceでの実技経験を積んでいただく方が入塾者のメインとなるはずです。
そして塾受講を希望される方には、トレーニングで身体能力を鍛えている間に、既定の3本の英論文を読解していただき、塾に入る準備をしていただくこととします。

 

この塾のスタイルの変更により、塾の指導期間は格段に短くなります。この期間に関しては、もうしばらく熟考して最善案を組み立てていくつもりですが、現在の半分程度の期間となるはずです。

入塾していただく段階で十分なトレーニング経験をお持ちの塾生には、簡単になるとは決して言いませんが、より適した指導内容を用意できるので、過去の塾生に多く見られたような解きがたい困惑も激減します。結果的には、塾生には塾の中でより懸命に課題に取り組んでいただくことが可能だと思っています。

 

今の段階でこの発表をしたのには理由があります。

もし将来的にS&C塾にて学びたいという意思をお持ちの方々、まずは「O-Prep!」を受講してください。この夏の「O-Prep!」は次週から始まります!タイミングさえ合えば、この「O-Prep!」終了の機を見て塾に移行することも可能となります。

セミナーですと時間に制限がつき受講が難しいという方は、よりスケジュールに自由の利くパーソナルトレーニングをご利用していただき、O-Liftsが実施できるようになるまで鍛錬してみてください。

善は急げです。

 

そしてすでにGS PerformanceでO-Liftsまで習得なさった方々で、入塾をご希望される方、まずはご連絡を。具体的な新しい塾に関する情報を優先して提供させていただきます。

 

後進の指導は非常に難しいと実感しています。難しい内容を指導していることも重々承知なので、真剣に塾の開催を取りやめようとも思案しました。

しかしながら、「受けてよかった」と心から想ってくれる塾修了生もいます。

と同時に、時が経ち、または塾中から、「受けなければよかった」と思う人材がいることも事実です・・・

だからこそ、指導する側は受講する側以上の工夫をしなければなりません。今までも自分としては最善を尽くしていたつもりではいましたが、考える方向を変えた時、入り口を狭くすることで、多くが改善するということに気づいたのです。

 

塾修了生で、継続して自己研鑽に励む人材とそうでない人材の差も、塾の中での理解度の差です。

「どれだけ多くを学び、どれだけ多くの”もう少しで解決できる”欠陥に気づけたのか」が、その後の彼らの行動を変えます。

 

まずは高いところに登る手段と方法を身に着けさせてから、もっと高い場所にある美しい景色の存在を知らせる。育成がその順序で行われればこそ、地力がついた人達は、自らその美しい景色を見に行こうと強く決意できるのです。逆に、地力がつかなかった人材は、そのより美しいとされる景色を見に行くことに価値を置くこともないでしょう。自身の力のなさを知っているからこそ、怖気付きその場から動くことをためらう人もいます。中には、保身からその景色の美しさを認めずに、「登らないことこそ正義」と謳う人だってでてきます。

全ては段階付けが重要なのですね。

 

とは言え、まだまだ第6期S&C塾は続きます。むしろ現塾生にとって、これからが最も重要な内容を扱う時期なのです。

私としては、まず現行の第6期の指導に全力を尽くし、彼らを優れた先輩方の仲間に入ってもらう努力をしていきます。

 

 

The Homeは3年目に突入し、GS Performanceはまた違うチャレンジに挑み発展を遂げます。

より高い運動指導能力を身に着けたい方々、GS Performanceは皆さんのニーズに十二分に応えることができるよう、これからも工夫をたくさん含んだ指導に邁進します!

これからもよろしくお願いいたします!!!

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