2019.1.12
指導者でも運動選手でもない方、すっごくウェルカムなんですよ
2019年1月12日の時点で、GS Performanceをご利用いただいているお客様の割合は下の通りです。
指導者(S&C、パーソナルトレーナー、競技指導者);39.1%
アスリート:34.8%
一般:17.4%
治療家:8.7%
割合を見ると、指導力向上を目的としてGS Performanceをご利用していただいている運動指導者の方々が多いんですね。改めて確認できました。
次に競技力向上が目的のアスリートの方々が多く、そのおかげで、どうにか”S&C指導者”としての私が世に存在出来ています。ありがとうございます。
そして次が一般の方なんですね。もう少し少ないと思っていました。
そして一番少ないのが治療家の方々なのですが、ここはここで非常にありがたいグループです。今までも多くの治療家を指導させていただく機会をいただいたのですが、彼らの目的は治癒知識・技術の向上です。と言っても、徒手や鍼灸の技術を向上させるわけでは当然なく、「治療だけではケガの根を絶やすことができない」という口惜しい経験をなされた方々が、運動をすることの効能やそこから生まれる「ケガの根撲滅の可能性」を模索しにいらしているんですね。そして多くの方が、治療と並行で適切なプログラムとフォームでトレーニングをすることの高い有効性にお気づきになってくださいます。
いずれにせよ、多くの方が様々な理由でGS Performanceをお選びになり、実際にお越しになって懸命にトレーニングしてくださっている事実に感謝です。
ここからは少し「一般の方」とさせていただいた方々のことについて触れさせていただきます。
ここで「一般の方」と枠に入れさせていただいた方々は、運動指導を生業としているわけでもなく、運動指導をする日常をお持ちでもない、なおかつスポーツに競技者として真剣に取り組んでいらっしゃるわけでもなく、只々、SNS等で見かけて、またはお知り合いからの推奨で知り、GS Performanceが提供する運動指導に強い興味をお持ちいただき、お越しいただいている方々です。
それら、”一般”とさせていただいたお客様のトレーニング目的は「健康維持」、「健康回復」、「身体能力向上」そして「ウェイトが趣味」などでして、男女率は50%ずつです。
一般の方々に対しては、私は「パーソナルトレーナー」で、各お客様の目標そしてニーズに沿った運動指導を行うのが責務です。
正直なところを言いますと、独立して今の職になる前、そしてなった当初は、一般の方々の指導はアスリートの指導の何倍も簡単だと思っていました。「一度に何十人ものアスリートに、的確に運動指導出来ちゃう俺様なんだから、目の前にたった一人いる人の体に運動テクニックを染み込ませることなんて、オチャノコサイサイだい!」だと思っていました。
しかしながら、パーソナルトレーナーとなって間もなく4年が経つ現在では、ロングビーチや仙台で指導していたアスリートに運動指導をする方が、何倍も簡単だったということを痛感しています。
*ここでお断りを入れておくと、一般の方への「運動指導」が、アスリートへのそれの何倍も難しいのです。
プログラムデザインに関しては、アスリートに向けたものの方が、数倍頭を使いますし、工夫も必要となります。
パーソナルトレーナーになって、私の運動指導力は格段に成長しました。
多くの強い癖のある動きや身体能力の限界値を経験させていただく中で、そして多くの方を「お客様」として扱わさせていただく身となった中で、S&Cコーチだった時とは比べ物にならないくらい質の高いアプローチ方法そして工夫を知ることができました。
S&Cコーチ時代、目の前に何十人もいる選手たちの一人一人に指導出来ていた自分は、それだけの数を一度に指導出来ている自分にうぬぼれているだけでした。選手たちに偉そうに物を言える”コーチ”という立場や、選手自身が創り出す「やらなければいけない」という強い意志に助けてもらっていただけでした。ただただ私が置かれた立場と彼らの身体能力に甘やかされていただけなのです。
しかし、今は多くの方々から仕入れた指導技術やコミュニケーションスキルで、4年前の数倍運動指導が上手くなっています。
お客様、ありがとうございます。
ただ、SNS等でS&Cコーチとしての私を知り、私の発した情報や、その情報を発する際の表現方法を見てもなお、私の指導を受けたいと強い覚悟を決めてご連絡いただき、結果的に継続的に私の指導を受けてくださっている方々は、私のことを大きく勘違いしていることが多いような気がします。
一般のお客様からはよくこんなお言葉をいただくのです。
「私なんか指導してもらえないと思っていました」
「成長が遅くてすみません」
「私を指導していてもつまらないでしょ?」
心底、「とんでもないです!!!」と思います。
複数のアスリート対私一人という形でなく、一人のクライアント対私一人、というシステムで指導させていただくと、S&Cコーチ時代に見えなかった詳細な点が気になるようになります。そしてその詳細な部分の修正をするようになります。そうしますと、以前気にもせず改善することもなかったであろう色々な癖が目につき、目についた以上、改善するための工夫をするようになります。
結果的に、それまで私の脳みその中にあった「人体が持ちうる傾向」という引き出しの数が拡張し、それと同時に、「各傾向の対応策」という引き出しも格段に増えたのです。
今でしたら、目の前で起きる悪癖は、次の数レプ、長くても次のセットで修正できます。
一般のお客様がお持ち寄り頂く独特な動きの癖が、つまりは以前指導していたアスリートたちが見せなかったような強い癖が、私がかつて想像すらしなかった工夫を、考案・実践・試行錯誤・実践・確認・確信とつなげさせ、今の私に導いてくださったのです。
ありがたやぁ・・・
アスリートも、大学レベルの指導で見る機会のなかった、長距離系アスリートを多く見させていただく機会が独立してから増えたので、彼ら特有の身体能力やその体の傾向も熟知できるようになりました。(芝君、小林君、本当にありがとうございます。)
独立してよかったなぁ、とつくづく思います。
GS Performanceは運動指導を生業としています。
アスリートの指導はもちろんのこと、現在のように運動指導者の指導力向上に役立つ指導や、治療家の治癒技術や知識にポジティブに影響を与える指導や、一般の方々の健康を向上させるための様々なニーズに合った指導が、非常に得意な運動指導のプロです。
一般の方々の指導も、超ウェルカムなんです。
来館をためらうお気持ちもわかります。怖そうなおっさんがきつめの指導をするんじゃないか、と危惧されているのも知っています。
でも、実は私優しいんです。運動指導者やアスリートの方々は、たまに私が怖いと感じるらしいのですが、一般の方々に対しては、私は非常に優しいパーソナルトレーナーです。
興味がある方がご連絡くださいね。
お待ちしています♡♡♡(笑)