2010.9.11

スクワット(2)

膝に予定なストレスがかかってしまうスクワットを紹介します。
紹介はしますが、絶対にやらないでください。また、どんなに頑張っても今回紹介するようにしか膝が動かない場合は、次回以降に紹介する方法を用いて、適切に体を鍛えて、それからまたチャレンジしてみてください。
まずは下のビデオを見てください。

このビデオ内では、前回紹介したスクワットと、腰から下の体の使い方が全く違います。
今回のビデオで膝にかかる「体に悪い」負荷は「シアロード」というものです。
前回僕が紹介した正しいスクワットでは、膝下の体の部位が、常に膝上の体の部位を運動中常にサポートしています。しかし、今回のビデオでは、膝下のサポートが下降動作が始まった途端になくたっています。
写真に説明をつけてみたので、下の写真を拡大して見てください。
BSQ begining of shear

(追記on 2017.5.12)写真内説明書きに「ACL傷害のメカニズムと一緒」とありますが、一緒となると語弊ありです。ただ、ShearがACLに限らず膝傷害をもたらす多くのメカニズムであると解釈してください。

理解していただけたでしょうか?

「シアロード」というのは、体の関節のサポートのない角度にかかる負荷で、それによって靭帯に障害を起こしてしまう結果になってしまう、運動中はできるだけ避けたいものです。

一般的に広く行われている運動で、このシアロードが起こってしまう運動の代表がこれです。

レッグエクステンションマシーンでの運動は、軽い重りで行うリハビリ運動としては素晴らしいものです。
しかし重い重量を使って行うと、健康のためにやっているつもりでも、膝を伸ばしたときに、膝を下方向に下げる力が負荷パッドから伝わり、結局は膝に障害を与えてしまう可能性が増えてしまうんです。

このような人体に対する負荷のかかり方を「シアロード」と言います。

今回紹介した「シアロード」以外にも、膝の障害に導きやすくなるスクワットの間違った運動方法の例として、ボトムポジションでの過度のバウンスがあります。
これは下降動作を地球の重力任せにし、コントロールを失ったまま「下降動作」と「上昇動作」のトランジションをはずみをつけて行ってしまうことです。
これをすると「バウンス」時に膝関節が過度に広がり、膝に負担をかけてしまいます。また、バウンスにより腰にも過度の負荷がかかり、腰の湾曲を生み出し、腰にも「シアロード」がかかり、腰痛の原因となることもあります。

もう一度ここで正しいスクワットを載せておきます。

うまくやれば、スクワットは素晴らしい成果を体に返してくれます。
しつこいようですが、スクワットは素晴らしいエクセサイズです!!!

p.s.
数時間後に基礎的なスクワット練習方法を紹介します

 

 

(追記on 2017.5.12.)適切なスクワット動作を紹介したビデオ内で、動作中最下部で一瞬停止していますが、止まる必要は一切ないです。また、あくまでこの運動では臀部伸展筋群が立ち上がり動作をつかさどるのが理想的なフォームですが、ビデオ内の1回は確実に膝伸展筋群で立ち上がっているのが見受けられます。ビデオ作成時の未熟さでした。
*何レプ目がその膝伸展かを塾修了生LINEグループでのクイズ課題として出しているので、その正解に関しては追って掲載いたします。

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