2011.5.16
体のプロとは?
なんだかいろいろなことを言う人がいて、きっと一般の人にしてみれば、僕が言うこともそれらの一つなんだろうけれど、
膝にしても腰にしても、そこを集中的に動かすような単関節運動による「リハビリ」は、一般生活にすら適応しない、弱くて効率の悪い筋肉と関節しか作れません。
では何をすればいいかと言えば、「ファンクショナルトレーニング」をしなければならず、
では「ファンクショナルトレーニング」と言えば、
僕が前に書いたようなことをしなければいけないのです。
ただもっと悪いのは、膝が痛いとか腰が痛いとか言ってマッサージに行って、そのマッサージ師の言うことだけを聞いて治そうと思っている人です。
本当に人体のことを分かっていたら、
「私のマッサージで治る!」
とは絶対言えません。
ファンクショナルトレーニングありきの、アシストとしてのマッサージです。
それをわかってないから「治せる」って言えるんで、そんな人に自分の体を任せてはいけません。
そしてそんな人の運動に関する意見は何であっても聞いてはいけません。
卵焼きも焼けない人には、フランス料理に関する知識はありません。
聞くだけ無駄です。
マッサージというのは、20分しか効かない「痛み止め」です。
むしろ「錯覚」に近いものですから、けがを治すことはありません。
ただ「治療」を受ける人は、その「20分」にすがるんです…
「矯正」とかいう人も同じです。
今まで生きてきた年月と、元に戻ろうとする体の強さをナメてはいけません。
正しいトレーニングをすれば、「知る」だけじゃなく、「感じる」んです。
ブルース・リーの名文句のように
Don’t Think, Feeeeeeeeeeel.
ってやつです。
全ての体の動きをつかさどる「筋肉」の強さと動き方に変化を起こさなければ、「治癒」も「矯正」もありえないんです。
さぁ
言い返したい人
どうぞ