2011.7.26

知ってると出来て、知らないと出来ないこと

7月7日から9日までVegasで開催されていたNSCA National Conferenceに参加して、仲間に会ったり、プレゼンテーションを受けてきたりと、有意義な時間を過ごしました。

ただですね、毎年思うのは、たいしたことない人でも、私と同じように「人の健康」を整える仕事をしていると言うことです。
でも、端的に彼らが絶対的な悪とは言い切れないのです。
きっと彼らには教えてくれる人が周りにいなかったのです。そして、あまり科学的には正しくないことを、あたかも正しいことのように教わってしまったんですね。
被害者と言えば被害者です。

オリンピックスタイルリフティング(OSL)ひとつとっても、なんだかよくわからないフォームで真剣にやっている人がいます。そしてその人がパーソナルトレーナーや、もっと悪いことに大学のS&Cコーチの場合、まったく同じフォームでを数百人の学生運動選手たちがOSLを行わなければならないんです。恐ろしいですよね・・・

つまり、正しい情報を得ることが出来なかった人は、結局第三者に迷惑をかけてしまうと言うことになります。

別にね、結果たいした迷惑にならなければいいんです。
たとえば、上半身運動、ましてや単関節運動なんて、ほっといてもそんな大きな重りを挙げられるわけでもないし、コントロールされた動きさえしてれば、何やったっていいと思ってるんです。むしろ、好き勝手やっていいし、これらに関して真剣に「正しいフォーム!」なんていっている人たちを鼻で笑ってあげればいいんです。
なんたって自慰行為(それでも男のロマンではある)の域を出ないものですから・・・

ただね、全身を使った、いつも僕がここで言う「ファンクショナルトレーニング」って言うのは、正しいフォームでやらないと、健康を害するんです。
関節と筋肉の成り立ちや、傷害のメカニズムを熟知して、初めて健康的な運動指導ができます。

毎年カンファレンスに行くと出会える僕の恩師や仲間がいて、そして、彼らがいる場所で学べて、本当にラッキーでした。
確かな知識と言うものは、どこでも学べると言うものではないですから。

このブログの題名は、僕がDr. Garhammerにこの現状を嘆いた時に言ってくれた言葉で忘れられないものです。

「知っていれば気に出来るし、
知らなければ気にも出来ない。

知っている人が教えればいいし、
知らない人は教えられない。

知らなければ恥ずかしいとも思えない・・・
それだけ」

こういうのを五臓六腑に染み渡るって言うんです。

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今回向こうに言ってたときに僕を助けてくれてくれたサプリメント達
カフェイン、プロテイン、大麦若葉
海外の食事と時差ぼけも問題になりません!(少しはなるけど・・・)

love beatles

Cirque du SoleilのLOVEというショーを見てきました!
Oや日本で行われるショーのようにアクロバティックな部分は控えめですが、非常にお勧めです!

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