2013.6.12
ウェイトトレーニングの効果の一例
先日のNHK放映のために準備したデータも、放送時間の問題で全く使われなかったので、せっかくなんでここで紹介します。
本学男子バレーボール部員(7名) 2年間のウェイトトレーニングの結果(変化率)
体重: 103.30%
体脂肪: 87.36%
バック・スクワット: 120.16%
ベンチ・プレス: 120.17%
垂直跳び: 112.97%
体重は3.3%しか増加していないので、定期的なウェイトトレーニングを要因として体重が増加するとは言えないということがわかります。
対して体脂肪は12.64%も減っている(体脂肪率自体が12.64%も減ったわけではなく、12.64%という負の変化率があったということ)ので、ウェイトトレーニングがこの体脂肪率の減少に影響を及ぼしたとは言えます。
筋力は20%向上し、それが跳躍力の向上にも影響を与えたとも言えるでしょう。
ちなみに、この間、慢性の怪我で試合に出られない選手がいたこともありません。
ただ、これはうちの学校のこの学年ではこういう結果であったという一例です。
だから、ウェイトトレーニングを行っている運動選手みんながこうなるわけではないことは理解してください。
以上。