2013.8.8

スクワットはどこから見るか?

僕が中学生くらいの頃、「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」という題名のドラマがありました。
小学生くらいの子供たちが、「花火を真下から、または真横から見た場合、真っ平にしか見えないのではないか?・・・」というかわいらしい疑問を、子どもたちの純粋な心と夏の終わりの切なさとともに紡ぐ(?)といった内容だったのですが・・・。

先日、僕の施設に外部のトレーナーの方が来て、かつて僕がトレーニングしていた選手の指導をしていました。
諸々と”体幹”と呼ばれそうな運動をやったのち、ラックを使ってスクワットの指導をしていたのですが、はたから見ていた限りは、彼はスクワットの指導を後方からのみやっていました。

個人的な意見として、スクワット指導時のポジションの比率は、横:後=9:1です。
指導のポイントを確認する場合、横から見ればおおよそが理解でき、少しだけ気になった時だけ、足幅とか、膝の動きとか、バーのポジションとかを後ろから確認する程度なので、先ほどの比率が効率よい数字ではないかと思っています。

まぁ、先述の方は、諸々のスクワット試技の後、自分のおなか辺りを指さして、もっと胸を張らなければいけない・・・的なことを述べていたので、きっとスクワット自体をやったことがない、または間違って理解している、ということが想像できるので、きっと多くの皆さんは彼のような指導はしていないとは思いますが、今後何かしらの形で他人の体に運動を教えようという希望をお持ちの方、スクワット運動をはじめ、ランジ、デッドリフト、クリーン、スナッチ、その他もろもろの全身運動は、比較的横方向から見たほうが諸々都合がいいです。

参考までに。

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