2014.3.17

O-Liftプラットフォームが無い時には…

スナッチとクリーン&ジャークをトレーニングに取り入れたいのに器具が無い。だからできない。
そんな場合、「取り入れない」という選択肢はどうでしょうか?

以前にもこのブログで書いたのですが、NSCAジャパンはこのO-Liftsを推しすぎです。
米国がそうだからと言ってそれに倣う必要はなく、もう少し頭を使って、現状に見合った指導方法を発展途上の会員に教授してあげることの方が大事なのです。
重りを落とすことができないからハングクリーンを…とか、惜しいんですけど、まだ工夫も知識の深みも全く足りてません。

O-Liftsを取り入れて、トレーニングの効率を上げたい(リンクで詳細を)、でも、環境が無いからできない。
ならば別の方法を取り入れて、同様の効果を出す工夫をすればいいのです。

ではどうすればいいのか。つまり、日本国内ではどのような工夫が現実的なのか?

ある1日のトレーニング例として(この時点である一定レベルの筋力トレーニング経験があるという前提)、まず自重の、または手に持てる負荷を使った、または肩に担げる負荷を使った、または身に装着できる負荷を使ったパワートレーニングを行います。それから筋力トレーニングをします。
これではダメでしょうか?

現状を見れば、NSCAジャパンでさえ自由に使えるプラットフォームを所有していません。それなのに、なんだか重要な要素を含んでいるっぽいし、米国ではみんなやっているから…等の理由で会員に教えてしまうから、教わった人はそれを利用して指導したくなってしょうがありません。
だったら、ハナから教えなければいいのです。
そんな現実を考慮すれば、まず彼らが選択するべき工夫の仕方は、上記したトレーニング方法を詳細にわたり紹介・指導することだと思います。その後に付加的にO-Liftsでもいいのではないでしょうか?

上に挙げた抽象的なトレーニング方法を見て、どのタイミングで取り入れれば?…どのようなパワートレーニングを?…どのような負荷で?…等の疑問を持ってしまう人材も多いと思います。
だからこそ、NSCAジャパンはこれに関わる講習会を開くべきなんです。
必要なら呼んでください。僕がやりますから。

今一度問いますが、日本国内で活動している運動指導者にO-Liftsはどうしても必要なのでしょうか?
効率的かつ効果的、かつ現実的な創意工夫を。

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