2026.9.17

S&Cコーチと行うウェイトトレーニングで体調確認&管理ができる

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昨日9月16日は7名の指導があり、そのうち5名が不調でした。彼らにとって、いつもできる動作ができない、いつも挙がる重りが挙がらない、そういう日でした。これはもう長く続く低気圧のせいにしてしまいましょう。

で、なぜ彼らが「不調だった」と言えるのかというと、うちのプログラムが行き当たりばったりの内容ではなく、常に同じフォームが求められ、しかもその方が挙げられない重量は扱わない分、設定された重量が挙がらないということは、「いつもより調子が悪い」ということになるからです。

当たり前ですが、「あと2レプ行こう!」などとセットの最中に回数を変えることもないし、スポットすることを前提に扱えない重量をバーにつけて運動をすることなどもありません。
いつもの調子ならできる運動種のみが選択されてプログラムに入り、いつもの調子であるならば扱える重量を扱う、そういう運動指導をしているから、「いつもより○○が良くない」と具体的な箇所と内容までの体調の識別ができるのです。

 

話が変わり、人間は運動活動をやりすぎるとオーバーワーク/オーバートレーニングとなり身体に不調を起こします。ケガだったり心的な疾患など様々な支障がきたし、最悪死の可能性すらあります。
ただ、おおよそ全ての人は、回復が間に合わないほどの運動を日常的に己に課すことはないので、それらの原因は選手の練習内容を定める指導者の低い指導力が原因であることがほとんどです。
ちなみに、自分で自分の運動プログラムを立てている人がオーバートレーニングになることはまずないでしょう。人間、そこまで心が強くないことが当たり前だからです。

しかしながら、うちのクライアントさんの中には”異常”のレベルで心が強い方が多々いるので、自分が作った練習プログラムでオーバートレーニングを引き起こした経験を持つ方が複数います。強者です…
そういう強者は、今日のような「低気圧の影響」などという一般的でかわいらしい理由ではなく、己の決断力が原因のオーバートレーニングにより、いつもの運動ができない、重量が扱えない、そういった”異常事態”を招きます。

とはいえ、それが起きた時、基本的には私は彼らを褒めます。
そんなことができる人間はなかなかいないからです。
しかしながら、それが複数回にわたり起こるとき、私は彼らに強い注意を与えます。それは明らかに愚かな行為だからです。
オーバートレーニングの不調がたびたび発生する時期には、彼らは慢性の障害を起こすものです。いつもはできる動作パターンが全うできなかったり、つい数週前まで扱ってた重量が扱えないほどに疲れた状態で日々の競技練習を重ねているのですから、慢性のケガの発生は至極当然です。
でも驚くことに、彼らはそれでも練習量を減らすというアイデアにはたどり着きません…
「運悪く怪我をした」もしくは「スポーツ競技に勤しんでいてケガをするのは当たり前」と思うのです。

そんな時こそ私の出番です。
S&Cトレーニングの中で起こっている「いつもできることができない現実」を提示して愚行の中止を試みます。
まぁ単純に「回復が間に合ってない。競技練習の量を減らして、プログラムされたS&Cトレーニングが全うできるくらいの体調をここに持って来られるようにしなさい。」「回復のために栄養と休息をしっかりと取りなさい。交代浴やマッサージガンなどのセルフケアを日常に取り入れなさい。治療の専門家にも行きなさい。」とアドバイスを提供するだけではありますが、競技力向上のためにうちのようなジムでS&Cトレーニング指導を受けるという合理的な発想ができる彼らですから、さすがにいつものウォームアップ運動の動作パターンすらまともに全うできない時に「オーバーワークだ」と指摘を受ければ、「確かに…」と気付き、ちゃんと改善に努めてくれます。

 

こういった事例を逆算すれば、毎週定期的に行うS&Cトレーニングの運動プログラムに入っている運動種は自身の体が実施可能な運動で、設定されている重量は自分が扱うことができる重量、そしてそのトレーニングプログラムを予定通りに実施できない時の自分は体調不良だ、と認識しておけばいいということになります。

つまり、S&Cトレーニングを自身の体調管理の目安に使えばいいのです。

 

「回復を起こすための休息は、決して怠惰ではない」
この大事な事実をうまく把握できてない強者たちは、自身をオーバーワークの闇に落とし込みます。

回復も競技生活の一部です。すっごくすっごくすっごく重要な一部です。

この事実を軽視すると、大事な競技生活自体を失ってしまう事態に陥ります。

 

適切に組まれたS&Cトレーニングプログラムには、その選手に関する重要な情報が幾重にもなって詰まっています。
選手の成長に合わせて、さらに多くの情報を積み重ねつつそのトレーニングプログラムも成長し、より繊細にそしてより具体的に選手の目標に向かって直線的な内容に磨かれていきます。

そのプログラムの成長を自身の向上心が遮ってしまうとしたら、こんなに皮肉で惨いことはありません。

 

S&Cが、選手の体調管理に関する非常に具体的な目安を提供する。
この現実もまた、真剣に競技力向上に取り組むアスリートがS&Cトレーニングを競技人生に取り組むべき理由です。

 

アスリートの皆さん、
もしせっかく強い決断をしたうえでS&C指導を受けることにするならうちを選ぶべきです。もう「うちのような」とか大人びたことをいうのはやめにしようと思っています。結局うち以外を勧めるのは難しいですから。

 

ご自身の目標に向かった一直線のレールを引きたいアスリートの方々、GS Performanceにご一報ください。

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